令和喜多みな実が7月解散を発表、17年の活動に幕

吉本興業に所属するお笑いコンビ「令和喜多みな実」が2025年7月11日をもって解散することが発表されました。野村尚平さん(37)と河野良祐さん(38)の二人は5月29日にそろってSNSで解散を報告し、お笑いファンに衝撃を与えています。

河野さんはSNSで「2025年7月11日(金)のライブをもって令和喜多みな実を解散することとなりました。今まで応援してくださった方々、コンビでの活動復帰を待ってくださってた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、2人で出した最善の道が『解散』という形でした」と報告しました。さらに「野村には感謝しかありません」と相方への感謝の気持ちも綴っています。

令和喜多みな実は、もともと「プリマ旦那」というコンビ名で活動していましたが、2019年5月1日の改元に合わせて現在の名前に改名しました。この改名は漫才に真剣に向き合い、地に足をつけて頑張っていくという決意の表れでもありました。

河野さんは過去のインタビューで「漫才師らしい名前にしたいって気持ちがあった」と語り、「その名前に負けないように、ちゃんと漫才師としてやっていかなあかんという決意と覚悟と自覚を持ちました」と改名の意図を明かしていました。

コンビのスタイルも改名を機に変化し、それまで行っていた漫才コントから、より素に近い「立ち話」のようなスタイルへと移行していきました。野村さんの「思ったことを言いたい」という考えが大きく影響していたようです。

近年は活動休止期間もあり、野村さんは2023年2月から休養中でしたが、2024年末には約2年ぶりとなる漫才を披露し、ファンを喜ばせていました。その際、野村さんは「2年も休んでいて、もう素人や」と自虐的に語りながらも、トークで河野さんを圧倒する姿を見せていたといいます。

結成から17年という長い歴史に幕を下ろすことになった令和喜多みな実。河野さんは「楽しいも悔しいも嬉しいも苦しいも野村と味わえて良かったですし、野村としか見れない景色をたくさん見させてもらいました」と、コンビとしての日々を振り返っています。

お笑いコンビの解散は芸能界でよく見られることですが、ファンにとっては残念なニュースです。特に令和喜多みな実の場合、休養からの復帰を待ち望んでいたファンも多く、その期待に応えることができなかったことへの申し訳なさも二人の言葉から伝わってきます。

令和喜多みな実の漫才スタイルは、素に近い会話のような自然体の掛け合いが特徴でした。そのスタイルに魅了されたファンも多く、M-1グランプリなどの大会でも注目を集めていました。過去には「もう『M-1グランプリ』獲れてないだけで犯罪者みたいな扱いすんの、やめてくれ」と本音を語ったこともあり、お笑い界の厳しさも垣間見えます。

解散までの期間、二人はどのようなライブを見せてくれるのでしょうか。最後のステージとなる7月11日のライブは、ファンにとって特別な思い出になることでしょう。

お笑いコンビの解散後の進路も気になるところです。それぞれソロ活動を続けるのか、または芸能界以外の道に進むのか、今後の動向にも注目が集まります。

令和喜多みな実の漫才が好きだった方は、彼らの笑いの世界を振り返るためにDVDや書籍をチェックしてみるのもいいでしょう。Amazon では 吉本興業のお笑いDVD が多数販売されています。また、彼らの漫才スタイルに影響を受けたい方は、漫才に関する書籍も参考になるかもしれません。

17年間の活動に幕を下ろす令和喜多みな実。最後のステージまで、彼らの笑いを楽しみたいですね。

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