2025年6月17日、れいわ新選組の舩後靖彦参議院議員が、次期参議院選挙に立候補しないことを正式に表明しました。この発表は、山本太郎代表や木村英子副代表とともに行われ、多くの人々に驚きを与えています。
舩後靖彦さんはALS（筋萎縮性側索硬化症）を患いながらも、2019年の参院選で初当選し、障害者福祉やインクルーシブ教育、バリアフリー推進などの分野で積極的な活動を続けてきました。特に国会での質問や委員会での発言は、障害当事者の視点を持ち込み、多様性や真の共生社会を目指す日本の政治に新たな一石を投じてきました。
今回、舩後さんが立候補しない理由としては、体調面や今後の活動に対する思い、そして後進へのバトンタッチなどが挙げられています。ご本人は記者会見で「この6年間、全力で駆け抜けてきた。次の世代に道を託したい」と語っています。また、れいわ新選組内でも彼の役割は大きく、参院での障害者議員としての存在感や政策提言力は高く評価されてきました。
舩後さんが国会に登場したことで、議場や委員会室のバリアフリー化が進み、重度障害者も政治の場に参加できるという社会的な意識改革も進みました。今後の日本社会においても、舩後さんの経験や活動が道しるべとなるでしょう。
障害や病気を抱えながらも挑戦し続ける姿勢は、多くの人に勇気を与えています。今後も舩後靖彦さんの歩みに注目したいですね。
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