「このマンガがすごい!2025」ランキングが発表!今年の注目作品とは

毎年多くの漫画ファンが注目する「このマンガがすごい!」の2025年版ランキングが発表されました。今回も多くの話題作や新進気鋭の作品が選出され、漫画業界のトレンドを反映した結果となっています。

「このマンガがすごい!」は、その年に読むべき注目の漫画を紹介するランキング企画で、出版業界やマンガファンの間で高い注目を集めています。2025年版では、ウェブ漫画プラットフォームからの作品が全体の25%を占めるなど、デジタル発の作品が存在感を示しています。

ランキング上位には、『ザ・キンクス』(榎本俊二・講談社)が4位、『路傍のフジイ』(鍋倉夫・小学館)が5位、『カグラバチ』(外薗健・集英社)が6位、『雷雷雷』(ヨシアキ・小学館)が7位にランクインしました。特に『カグラバチ』は、2025年のおすすめ漫画としても各メディアで取り上げられており、ジャンプの新たな看板作品として注目されています。

また、海外でも注目される日本の漫画として、MyAnimeListが「2025年版読むべきマンガリスト」を発表。このリストでは各部門20作品が選出され、合計77作品がリストアップされています。特筆すべきは、選出作品の半数が少年誌または青年誌に連載された作品であり、そのうちの4作品に1作品は男性よりも女性からの投票が多く寄せられた点です。これは漫画の読者層がより多様化していることを示しています。

2025年の漫画シーンでは、『ダンダダン』(龍幸伸・集英社)が引き続き人気を博しています。「少年ジャンプ+」で連載中のこの作品は、オカルトバトルとラブコメを融合させた異色作として、連載開始から瞬く間に人気を集めました。現在19巻まで刊行されており、ホラーチックな要素と派手なアクション、ギャグ要素が絶妙に融合した内容が読者を魅了しています。

また、『ガチアクタ』(裏那圭・講談社)も注目作として浮上しています。2022年から「週刊少年マガジン」で連載がスタートしたこの作品は、無実の罪を着せられ「奈落」に落とされたスラム街生まれの少年が、世界を変えるために立ち上がるバトルアクション漫画です。「次にくるマンガ大賞2022」のコミックス部門でGlobal特別賞を受賞し、さらにアニメ化も決定しており、今後さらなる盛り上がりが期待されています。

2025年の漫画トレンドとしては、ウェブ漫画プラットフォームからの作品の台頭が顕著です。「少年ジャンプ+」や「Manga UP」などのデジタルプラットフォームから生まれた作品が全体の25%を占めており、漫画の発表媒体が多様化していることを示しています。また、アニメ化希望作品のリストでは、半数以上が少年向け作品であり、その3分の2が「MANGA Plus」で無料配信されているという特徴も見られます。

「このマンガがすごい!2025」の特集では、人気漫画家たちによるおすすめ作品も紹介されており、マンガ好きなら必読の内容となっています。この特集を読めば、2025年に注目すべき漫画作品がひと目で分かり、新たな名作との出会いが期待できるでしょう。

今年の漫画シーンを振り返りたい方や、これから読むべき作品を探している方は、「このマンガがすごい!2025」をチェックしてみてはいかがでしょうか。また、ランキング上位にランクインした『ダンダダン』は「ダンダダン」、『ガチアクタ』は「ガチアクタ」で購入できます。2025年の注目作品をいち早くチェックして、新しい漫画の世界を楽しみましょう。

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