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2025年10月13日、盛岡競馬場で開催された第38回マイルチャンピオンシップ南部杯。この日、話題の中心となったのはウィルソンテソーロの圧勝と共に、初ダート挑戦で堂々2着に入った「シックスペンス」でした。ベストポストでも「昨年JBCクラシック以来の美酒――川田将雅騎手騎乗、キタサンブラック産駒ウィルソンテソーロがV!2位入線14シックスペンス」と、シックスペンスの奮闘が注目されています。
なぜ今「シックスペンス」がこれほど注目を集めているのでしょうか。背景には、芝路線での実績を持つ馬が、ダートという全く異なるステージでどこまで通用するかという競馬ファンの興味がありました。シックスペンスはこれまで芝で戦績を重ねてきたものの、今回がダート初挑戦。しかも南部杯というGI級の舞台で、補欠1番手から繰り上がり出走というドラマもありました。
レースでは、南関東の名手・御神本訓史騎手を初パートナーに迎え、好位から粘り強く伸びて2着に食い込む走りを披露。騎手は「返し馬で走りは軽いけど、ダートはこなせると感じた。最後までしっかり走ってくれた。距離は1800メートルぐらいが良さそう」と評価。さらに国枝栄調教師は「歴戦のダート馬たちによく頑張ってくれた。ダートにもメドが立った。大谷翔平するしかないな」と、“芝&ダート二刀流”宣言も飛び出しました。
この二刀流挑戦は、今後の競馬界にも大きなインパクトを与える可能性があります。芝とダートを自在にこなす馬は非常に希少であり、シックスペンスの今回の好走によって、今後はGI級ダート戦線でも活躍の場が広がるかもしれません。距離適性やさらなる成長に期待が高まっています。
今回の南部杯をきっかけに、シックスペンスの今後の参戦レースや調整方法、芝・ダート両路線での競走馬育成の新たな可能性に注目が集まるでしょう。これまでの常識を覆す挑戦者として、競馬ファンの心を掴み続けています。あなたも今、シックスペンスの次なる舞台を見逃さず、競馬の新時代に立ち会いませんか。