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2025年に入り、日本のギターファンを驚かせたニュースのひとつが「フェルナンデス(FERNANDES)」ブランド再生の動きです。フェルナンデスは1972年創業の国産エレキギターメーカーで、独自の技術と斬新なデザインで長年多くのミュージシャンに愛されてきました。特に90年代に登場したアンプ内蔵ミニギター「ZO-3」は、そのユニークなルックスと機能性で日本中にブームを巻き起こしました。
しかし近年、フェルナンデスは厳しい経営状況に直面し、2024年には自己破産準備、事業停止が報じられました。これによりZO-3を含む多くのモデルが公式に生産終了となり、新品入手が不可能な状況に。ギター愛好家の間では「もうあの音が新品で手に入らないのか」と惜しむ声が広がっています。
そんな中、2025年3月発売の昭和カルチャー誌『昭和50年男』で、フェルナンデスA&R担当者が「復活に向けて再スタートを切る」と公式に言及。評価されたモデルを中心に、再びギターを製作していく意欲を示しており、再生ブランドへの期待が一気に高まりました。
今後のカギは「新しい世代へのアピール」です。アイバニーズやヤマハは若い世代への訴求で今も人気ブランド。フェルナンデスも、過去の名機や独自性を活かしつつ、現代のギタリストにも魅力を伝えられるかがポイントになりそうです。
生産終了となった今、ZO-3などの歴代モデルは中古市場で高騰しています。もし手に入れたい場合は、Amazonで「フェルナンデス ギター」などのキーワードで探してみるのがオススメです。フェルナンデス ギター 検索結果はこちら。伝説のギターブランドの今後に注目です。