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シソスパイシー。今、日本の競馬ファンの間でもこの名前が熱く語られています。2025年11月2日、アメリカの競馬の祭典「ブリーダーズカップ・ターフスプリント(G1)」で、3歳牝馬のシソスパイシーが圧巻の逃げ切り勝利を収めたことが、各種SNSや競馬メディアで大きな話題となっています。
ベストポストでも「シソスパイシー(牝3)が逃げ切り圧勝。2走前の英国遠征では大敗したものの、米国内では5連勝で世界の芝短距離王者に」という表現があり、まさにいま世界が注目するスプリンターです。
なぜ「シソスパイシー」が注目されているのか――背景を探る
今回の話題性の中心は、何と言っても米国最強芝短距離馬の誕生です。シソスパイシーは今年、米国内で連勝を重ね、出走するたびにその強さを証明してきました。特に、欧州遠征での敗戦(アスコットG1・コモンウェルスC15着)からわずか数か月での復活劇には、多くの競馬ファンが驚きと共感を寄せています。
また、同レースには日本馬のインビンシブルパパやピューロマジックも出走しており、世界各国の有力馬が集まる舞台での圧勝が、シソスパイシーの価値をさらに引き上げました。
最新動向――圧倒的なスピードと勝負強さ
シソスパイシーは2025年の春から夏にかけて、米国の芝1000m~1100m戦で無傷の連勝を続けてきました。チャーチルダウンズのG3マムゼルS、キーンランドのリステッド・ライムストーンSなど、いずれも1番人気に応え、逃げまたは好位から押し切る競馬で快勝。その後、アスコットで欧州の壁に跳ね返されましたが、米国へ戻ると再び圧倒的な走りを見せ、今回のBCターフスプリントでは世界の強豪を相手に見事先頭でゴール板を駆け抜けました。
特筆すべきは、芝短距離での圧倒的な安定感とスピードです。芝1000m・1100mでは全勝、米国では5連勝という成績が数字としても彼女の強さを証明しています。
今後の展望――世界のスプリント戦線をどうリードするか
シソスパイシーは、今後も米国の芝短距離戦線の中心的存在として活躍が期待されます。今回のBC制覇によって、アメリカのみならず欧州やアジアからもオファーや遠征の話が増える可能性があります。
また、3歳でのG1制覇という点からも、今後さらに成長が見込める世代。今後の大目標としては、再び欧州遠征でのリベンジや、日本を含む国際G1への挑戦が注目されそうです。日本馬との再戦の機会や、世界各国のトップスプリンターとの激突など、競馬ファンにとってワクワクするシナリオが広がっています。
まとめ――いま「シソスパイシー」をチェックすべき理由
米国発の新星・シソスパイシーは、今まさに世界の芝短距離界に新たな風を吹き込んでいます。「自国で5連勝」「世界の強豪を相手に圧勝」というニュースは競馬界の歴史に残る出来事です。次なるレース、そして今後の国際舞台での活躍に、ぜひ注目してみてください。

